治療費について

治療費について

機能検査

歯科の病気は下記のように「細菌感染症由来」と「機能障害」の大きく二つに分けられます。

1.細菌感染症由来:
  • ムシ歯
  • 歯周病
2.機能障害:
  • 歯が沁みる
  • 歯の動揺や過度の摩耗
  • 舌痛症
  • 歯列不正
  • 顎の位置のズレ
  • 顎関節症
  • 一部の睡眠時無呼吸症候群など

歯科医療分野においてムシ歯と歯周病は今まで2大疾患と言われて来ましたが、それだけでなくお口の病気に「機能障害」が深く関わっていることが分かってきています。
歯は毎日毎日使っているものですから、包丁やはさみのように磨りやがて切れが悪くなります。そうすると過剰に力を入れて噛まなくてはならず、それは歯や歯肉・顎関節・咀嚼筋などの疲労や障害に繋がります。
それらはさらに歯列不正・顎の位置のズレ・顔・全身の非対称や捻じれ等の原因になり、それがまた前述した様々な不具合につながっていきます。このように複合的に連鎖しながら機能障害が進みます。
疾患への対応の基本姿勢として、今の不都合や痛みの真の原因は何なのか、どのような経緯をたどって現状に至ったのか、そしていま体の中で何が起きているのか、そして何をどうすればよいのか、、、このようなプロセスを踏む事が大切です。適切な検査によって現状把握をしながら診断を行い、その人にとってもっとも望ましい治療を行いたいと思うのです。
以上のような考え方から、当院では「機能障害」に対して「機能検査」を行っています。治療の過程で自己負担になる場合がありますが、その点ご理解の程宜しくお願い申し上げます。

機能検査

検査項目

費用

 

 

写真

基本セット            3枚  1,000円
口腔内              5枚  1,000
※ ⇑ 歯周病の場合は保険で対応します。
写真2種          顔面3枚/立ち姿4枚  1,000
RP(リラックスポジショニング)   6枚  3,000
口腔内               9枚  1,000
 

 

CT

ミニ        Φ50×50  3,000
スモール      Φ78×78/Φ78×61 10,000
レギュラー     Φ150×78 12,500
フル        Φ150×130 15,000
セファロ  側方  5,000
セファロ  前方  3,000
気道  2,000
R P診査(本来の顎位を診査する)  2,000
咬合診査歯型  5,000
問診表(V A S)  1,000
動態診査(顎関節の病態を診査する)  2,000
咬合接触状態検査(バイトアイ)  2,000
咬合力検査(オクルーザー)  2,000
下顎運動検査(シロナソ)  8,000
重心動揺計(グラビコーダー)  2,000
睡眠時呼吸機能簡易モニター(パルスリープ)  3,000

 

2.冠、義歯

歯冠補綴

セラミック・ジルコニア・金合金などの材質に
かかわらず価格を統一しています。 ※ブリッジのポンテック(橋の部分)は1歯として扱っています
1歯 100,000円
部分的な歯冠修復(インレー) 金合金 1歯  50,000円
ジルコニア 1歯 70,000円
内冠 冠を2重にかぶせる方法で、その内側にかぶせる冠を内冠と言います。
歯にまず小さな冠をかぶせ、その上に通常のかぶせ物を入れる方法です。 義歯床下に用いる方法もあります
ゴールド 70,000円
コア 歯は神経を失うともろくなるため、通常は冠をかぶせます。その際に土台を整形・強化する役割を担うのがコアです。 ゴールド 30,000円
ファイバー 10,000円

義歯

総義歯 800,000円
部分床義歯 500,000円
コーヌス義歯 残っている歯と義歯が茶筒のような関係で固定される義歯です。
幅広い症例に対応でき、安定の良い義歯の作成が可能です。
クラスプ(義歯を歯に引っ掛ける金属のバネ)が見えません
ゴールド 1歯 110,000円
(総義歯の料金に、必要な本数の歯を足した料金です。)
咬合面金属 義歯の歯の咬合面を金属に代えます。精密な咬合を確立し、義歯の歯のすり減りを防止するのが目的で、切れが良くなるのでよく噛めます。 ゴールド 1歯 50,000円
根面板 弱くなった歯に小さなキャップをかぶせて義歯の支えにします。 ゴールド 30,000円

仮歯・仮義歯

仮歯 本歯を作る前に精巧な仮歯が必要な場合があります。
本歯は大きく修正できないため、咬み合わせの調整や見た目のチェックのために本歯に近い精度で仮歯を作成します。
金属製   50,000円
レジン製   5,000円
仮義歯 治療を行うための義歯が必要となる場合があります。
原則として治療期間のみ使用し、最終的な義歯は作り変えを必要 とします。
(コーヌスタイプは歯台も欠損として計算します。)
1~4歯欠損 20,000円
5~8歯欠損 25,000円
9~11歯欠損 30,000円
12~13歯欠損 40,000円
総義歯 50,000円

3.インプラント

インプラント(診査) CT・レントゲン・模型・ステント・写真等の診査を経て治療の可能性・方法などについて診断をします。 20,000~50,000円
インプラント
(埋入手術・1次手術)
人工の歯根を埋め込み、歯が無くなったところを再建する方法です。
インプラントの上に人工の歯を作る場合や義歯を引っ掛けるボタンを作る場合等があります。
インプラントは以下の3つで構成されています。
①骨の中に埋まっている部分(フィクスチャー)
②フィクスチャーにつながって歯の土台となる芯棒の部分(アバットメント) ③土台(芯棒)の上の歯となる部分(冠、上部構造)
1歯  250,000円
※難症例 300,000円
〇義歯床下アタッチメント用インプラント 100,000円
〇仮インプラント 50,000円
インプラント用
CT断層撮影
インプラントの術前には必ずCT断層撮影による検査を行います。 機能検査の項を参照
※難症例は主に次のようなものがあります。
  1. 埋入部分の骨形態不良の場合(幅が狭い、高さが不足している、凹んでいる等)
  2. 血管、神経、上顎洞などが近接している場合
  3. 審美的回復が特に求められる場合

このようなケースではサージカルガイドを使用します。(別途費用)

アバットメント
(インプラント)
特に審美領域では、状況によってアバットメントの種類、価格など多様ですので、ここに一概に記載できません。個別に精査・検討して最適なものを選択します。 1本 30,000円~100,000円

4.再生療法・再生手術

歯周組織再生手術
(エムドゲイン)
歯周病によって喪失した骨を再生させる手術です。
エムドゲインとはエナメルマトリックスタンパクが主成分で、歯周病にかかった歯を健康な状態に戻す効果があります。その結果、骨の再生を促します。また、ケースによっては自家骨、人工骨を用います。
1歯  100,000円
骨誘導再生法(GBR)  インプラント手術のための骨造成を行います。 歯が無くなった部位は歯槽骨も失われ、骨の再建が必要な場合があります。人工骨・自家骨・特殊な膜・エムドゲインなどを組み合わせて失った骨を再生させます。 1歯  100,000円
PRP療法 PRPとは、ご自身の血液から抽出した成分で発育ファクターとも呼ばれるものです。これを創部に使用することにより痛み・腫れ・後出血などが軽減し、術後の治癒が良好に進行します。 1回   3,000円

5.歯内療法

5.歯内療法

1.歯髄を保存する治療 虫歯が進行した状態でも可能な限り神経を温存することが大切だと考えています。 現在は歯髄が露出した場合でもMTAセメントなどを使用することによって保存の可能性が拡がっています。 20,000円
2.根の治療
(神経の治療・再根管治療)
当医院では(1歯単位ではなくて)根管単位で費用を設定しています。

一般的には下記のような根管数です。
  • 前歯・下顎小臼歯:1根管
  • 上顎小臼歯   :2根管
  • 大臼歯     :3根管
処置料が発生する場合
  • 隔壁形成
  • 根尖破壊の場合などにMTAセメントを使用するケース
  • 根管内異物除去
  • その他湾曲根管・閉塞根管など特に処置回数が多くなる場合

尚、樋状根・根尖切除術のケースは専門医に依頼しております。

1根管  20,000円
処置料1回 10,000円

6.矯正

歯科矯正治療

診査・診断 写真・模型・レントゲン・CTなど歯並びの診査だけではなく、総合的な診査を行います。
歯列不正のある人には、顎位のズレ・顎関節症・身体や歯列を歪ませ る生活習慣などが潜在していることがしばしばです。当医院では全体的な病態を把握、理解した上で歯列矯正に臨むことが望ましいと考えていますので、治療に先立って機能検査を行っています。
全顎(上下) 50,000円
片顎(上か下どちらか)30,000円
部分   10,000円
装置料 ワイヤー、床装置、アライナー、矯正用ミニインプラントなど必要に 応じて様々用いますが、これらを一括した費用です。 全顎 800,000円以下
片顎 500,000円以下
部分 5~30万円以下
技術料 1回  10,000円

7.自費診療に関わる補償とメインテナンスについて

当医院では、できるだけ充実した知識と技術で、患者さんの口腔の健康を守るための努力をしています。しかし、一度治療した歯ができるだけお口の中で気持ちよく機能し、一日でも長く使えるためにはご自身の認識と努力が必要だと思っています。自費診療での補綴物(かぶせたり・詰めたりしたもの)については7年間責任を持っていますが、そのために患者さんには以下のことに注意していただくようにお願いしています。

  • メインテナンスに来院されること
  • 日頃から口腔清掃をきちんとすること
  • 咬み合わせに悪影響を及ぼす様々な癖への対応を忘れないこと
  • 異変・異常を感じたら早めに相談してください

責任を負いかねる場合

  • 特殊に固い物を噛んで欠けた場合
  • 事故(打撲・交通事故等)による破損
  • 手入れが足りない場合の歯槽膿漏の悪化・二次カリエス
  • 誤った生活習慣が強く影響したと思われる歯列不正が矯正診療後に生活習慣の改善・維持を怠ったことによって歯列不正が再発した場合
  • 新たな虫歯
  • 当医院が長期間責任を持てないことが最初から分かっていて、患者さんの希望により自費にされた場合
  • (歯の根が短い場合・歯槽骨が少ない場合・歯の形がよくない場合等)
  • 他医院にて手を加えた場合

補綴物の再製について

・患者さんの責任部分の再製の場合
内容によって6~8割
・メインテナンスの期間(7年)を過ぎての再製の場合
9割

歯は飾っているものではなくて、毎日2,000回も食物を切り、すり潰す仕事をしています。包丁も使っていると刃先がすり減るのと同じで、当然歯も金冠もすり減ります。
メインテナンスの中で、すり減った金冠の形を修正したり、咬み癖がついた部分を調整したりしますが、あまりにすり減れば、包丁の刃先を取り替えるのと同じように作り替えることになります。人によっては10年~30年使える人もいますが、咬み具合によってすり減り方が違います。

一度治療された補綴物が出来るだけ長持ちし、健康と活力の源となる口腔が維持できるようお互いに努力しましょう。