根の治療

根の治療

1.歯の神経は、なるべくとらない方がよい

 「枯れ木はポキッと折れやすい」

2.なぜ?

  • 歯は神経を取るともろくなり、茶色っぽく変色してしまいます
  • ちょうど生きた木と枯木とのちがいです
  • 正常な神経がある限り、根の病気にはなりません
  • 神経は虫歯やかみ合わせ異常の“センサー”として大切な役目を果たしています
  • だからなるべく神経はとらない方がよいのです

3.歯の神経を取らずに済むにはどうする?

■神経を取らなくてはならないほど虫歯が進行するにはかなり時間がかかります

 初めにエナメル質が、次に象牙質が壊れ、その次に神経がやられます

■それまでに幾つかの症状があります

 しみる、食べ物が詰まる、フロスが引っかかる、臭いがするナド

■小さなサインを出している内に治療すれば、神経を取らなくて済みます

 「まだ痛くないから大丈夫」では手遅れ!

4.平野歯科では、ぎりぎりまで歯の神経の保存に努めています

こんなに大きな虫歯でも歯の神経を取らない努力をしてみる

矢印の部分
  • 虫歯をとっていくと神経のある部分まで虫歯が進行していた
  • 神経をとらず、生かす処置をした
  • 問題なく推移したので2ヶ月後に冠(かぶせもの)を被せた

虫歯の検知液

虫歯を取り残さない
歯を削り過ぎないための検知液

感染部だけを染め出す

神経のある部分まで虫歯が進行していても条件さえ整えば、助かる可能性があります

神経が生きて20年後の今も健全に働いている

5.歯の神経をとらないといけなくなったら

根の治療の考え方

根の治療には2つの考え方があります

  1. 薬で治す
  2. 神経の存在した空間を物理的に埋めて治す

当院では両方の良いところを取り入れて治療を行っています

尚、発癌性のあるホルマリンなどは使用していません

6.根の治療の流れ

  1. 術前の診査診断(レントゲンで確認)
  2. 根の形態と長さを測定(レントゲンで確認)
  3. 汚物、細菌などをきれいに除去
  4. 薬のパッキングの為に根管の内側を成形
  5. 緊密にパッキング(レントゲンで確認)
  6. 神経の存在した空間を物理的に埋めて治す

術前

矢印部に急性炎症。
突然痛みと腫れが出た。
根の先の周囲の骨が溶けたため影が出来ている。
根管内に薬がきちんと充填されてない

緊密にパッキングした

根管内の汚物除去、消毒後緊密にパッキングした

経過:治療後5年

症状消失
根の先の周囲の溶けていた骨が再生している。
緊密に充填された根管内には細菌の棲む場所がなく再発の心配はない。

7.根の治療は見えないけれど大事な治療

基礎的な治療ほど大事

  • 歯の治療は狭い口の中の作業
  • そのまた見えない根の治療は、文字通り歯科医が神経をすり減らします
  • 治療が不成功の場合、後で被せた冠をはずしてやりかえなければなりません
  • なるべく早く、きちんとした根管治療を受けることをおすすめします
  • いきなり抜歯になる事はほとんどありませんが、放置するとやがて抜歯が待っています

治療のくり返しが抜歯への道筋!

根の治療に関して紹介できる歯科医院

ふなつデンタルクリニック
   熊本市八分字町81-3
   096-227-3717