感染対策

院内の感染対策

小院で患者さんのお声を反映させるためアンケートをしたところ、B型C型肝炎やエイズへの感染を心配しておられる患者さんが意外に多いことが分かりました。
そこで、小院の感染対策に対する実際とその考え方をお知らせいたします。

1.小院における感染対策の実際

  1. ディスポーザブル器材(麻酔薬・注射針・メスの替え刃など)の使用
  2. オートクレーブ、ガス滅菌器、超音波洗浄機などによる器具の消毒・滅菌
超音波洗浄器
(物理化学的に殺菌する)
ケミクレーブ
(器具を殺菌)
ガス滅菌器
(回転切削器具を滅菌)

2.感染対策に対する小院の考え方

1.役割分担をすること
  • 1~5は設備投資やそれに必要な雇用に関するもので私の努力部分
  • 6は感染防止のために術者自身が行うこと
  • 7~9は患者さんのご協力を必要とすること
2.肝炎やエイズに感染している方にその事を申し出ていただくこと
  • 初診時に必ずお申し出下さい。治療途中で感染していることが分かった場合にも速やかにお申し出下さい。
  • 小院では感染者への治療拒否や差別は一切ありません。また、秘密も守ります。
    感染対策を実効させるためにはかなりの手間や経費がかかりますが、その費用を患者さんに負担していただくことはありません。
  • どの患者さんにも安心して受診していただけるように、そして感染者の方も他の人に感染させてしまうことを心配しなくて済むように、と考えてのことだということをご理解いただき、必ずお申し出いただくようにお願いします。
3.環境への配慮(強酸性水・前掛け用のタオルの持参)

 術前に患者さんにうがいをしていただく薬剤は「強酸性水」というものですが、これは食塩を電気分解したもので強力な殺菌作用があり、しかも時間が経過すると水に戻るという性質があります。
医院では見えないところで多量の洗剤や消毒殺菌剤を使いますが、以前は環境破壊が気になりながらもそれらを排出せざるを得なかったのが実状でした。
 それが部分的とは云え「強酸性水」の採用によって解決されたのです。
また、ディスポ器材の使用をすると大量のゴミの排出につながりますし、タオルを洗濯した上で消毒までするにはかなりの手間と人件費がかかります。前掛け用のタオルを持参していただくようにお願いしているのはそのような理由からです。

感染対策を考える上では「自分の手元がきれいになれば良い」という考え方は禁物で、小院では可能な限り環境破壊につながりにくい方法や材料を選択しています。

以上、小院の感染に対する考え方と実態についてご説明しました。
安心して受診していただける環境を作り上げるために誠実に努力していることを知っていただけたでしょうか。
小院では“感染の恐れは限りなくゼロに近い”と考えていただいて結構です。